シンプレクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金子英樹、以下:シンプレクス)は、LINE株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)のグループ会社で暗号資産(仮想通貨)交換業を運営するLVC株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:高永受、仮想通貨交換業者:関東財務局長 第00017号、以下:LVC)の暗号資産取引システムを構築しました。
LVCは、新たな暗号資産販売所「BITMAX」の営業を2019年9月17日より開始しています。
導入背景
LVCは安心・安全を最優先にご利用いただける暗号資産取引サービスの提供を目指す暗号資産交換業者で、サービス開始にあたりシンプレクスの暗号資産取引プラットフォーム「SimplexCryptoCurrency(シンプレクス・クリプト・カレンシー)」を導入しました。本案件では、シンプレクスの暗号資産取引システムにおける開発・運用実績、特にユーザーが安心して利用できるセキュリティの高さが評価され、シンプレクスの暗号資産取引システムが採用されました。
LINEグループの新規サービス立ち上げを全面支援
シンプレクスの暗号資産事業の知見を最大限に活かし、システム導入のみならず業務構築のサポートを実施するなど、LINEグループの新規サービス立ち上げを全面的に支援しました。また、プラットフォーマーとしての圧倒的な顧客基盤を考慮し、多くのユーザーの利用に耐えうるシステムを構築しました。
特長
本案件でシンプレクスは、(1)一般投資家向け取引システム、(2)業務管理システム、(3)ディーリングシステム、を提供しています。それぞれの主な特長は以下の通りです。
(1)快適な暗号資産取引を実現する一般投資家向け取引システム
豊富な機能を搭載した一般投資家向け取引システムをAPI提供することにより、LVCのスマートフォン取引ツールとのシステム間連携を実現し、快適な暗号資産取引を実現しました。
(2)適切な業務運用を支援する業務管理システム
口座への入出金管理や取引管理など、暗号資産取引サービスに求められる適切な業務運営を支援する業務管理システムを提供しています。
(3)暗号資産取引サービスの早期収益化に貢献するディーリングシステム
暗号資産の特性やボラティリティ等を考慮した収益化戦略の遂行により、暗号資産取引サービスの早期収益化に貢献するディーリングシステムを提供しています。
暗号資産取引プラットフォーム
「SimplexCryptoCurrency」について
「SimplexCryptoCurrency」は、シンプレクスが20年以上に渡り培ってきた大手金融機関向けシステムの開発・運用ノウハウを集約した暗号資産取引プラットフォームです。一般投資家向け取引システムとして求められる耐障害性と信頼性を備え、暗号資産ビジネスに必要なあらゆる機能をオールインワンで提供します。
今後もシンプレクスは、「SimplexCryptoCurrency」の提供を通して、暗号資産交換業者のビジネス基盤の早期構築と、安定的なシステム運営を支援してまいります。併せて、将来的な取り扱い暗号資産の拡充や、法令規制等への対応、金融工学に精通した専門スタッフによるディーリングコンサルティングの提供など、今後の市場動向を的確に捉えた包括的な支援を目指すことで、暗号資産交換業者の収益最大化に貢献してまいります。