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ニュースリリース

松井証券の「ネットストック・ハイスピード」のサーバ基盤をAWS上に構築

シンプレクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金子英樹、以下:シンプレクス)は、松井証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和里田聰、以下:松井証券)が提供する「ネットストック・ハイスピード」のサーバ基盤をAmazon Web Services(以下:AWS)上に構築し、2020年12月より稼働していることをお知らせします。

導入背景

「ネットストック・ハイスピード」とは、松井証券が個人投資家に向けて提供している高機能な発注・分析機能を搭載した株式取引、先物・オプション取引対応のトレーディングツールです。様々な種類の情報画面の中から、個人投資家が好みのものを選び、自分の投資スタイルに最適なトレーディング環境を構築できるのが特長です。シンプレクスでは松井証券に対して、2006年に本ツールを開発・導入して以来、継続的に機能追加や運用保守をサポートしています。

松井証券では、ビジネス環境の変化により柔軟に対応するべく、スケーラビリティと堅牢性の向上を目的として、「ネットストック・ハイスピード」のサーバ基盤をオンプレミス環境からAWS上へ移行することを決定しました。

特長

スピード注文画面をはじめとして、プロのディーラーと同等の投資環境を個人投資家に提供する「ネットストック・ハイスピード」では、そのサーバ基盤においても、高い処理性能と堅牢性が求められます。今回シンプレクスがAWS上に構築したサーバ基盤の主な特長は以下の通りです。

(1)オンメモリアーキテクチャと非同期ディスクアクセスによるマーケットデータの高速処理を実現

AWS上へのサーバ基盤移行に際して、秒間5万件にも上る膨大なマーケットデータトラフィックのリアルタイム処理の実現が求められました。こうしたトレーディングツール特有の要件に対してシンプレクスは、オンメモリアーキテクチャと非同期ディスクアクセスの機構を採用することにより、オンプレミス環境と同等の高速処理を実現しました。

(2)マルチAZに対応したインスタンス・プロセス構成により高可用性を実現

本案件では、クラウド上で構築・運用されるシステムの可用性を高めるためのベストプラクティスの一つとされる「マルチAZ構成」*1を採用し、一つのアベイラビリティーゾーン(availability zone: AZ)で障害が発生しても、他の正常なAZを使用することでサービス継続ができる構成としました。

(3)スピーディなスケールアップ・スケールアウトを実現

マーケット状況により柔軟にシステムキャパシティを変更するなど、スピーディな環境の最適化が可能になりました。さらに副次的な効果として、インフラ管理の簡易化によって捻出された運用リソースを、パッケージ改善にシフトさせること等によるサービス品質のさらなる向上も期待されています。

今後もシンプレクスは、松井証券のビジネスに貢献すべく、AWS上に構築したサーバ基盤をベースとして、「ネットストック・ハイスピード」のサービス品質の向上をより一層進めてまいります。

用語解説

*1:「アベイラビリティーゾーン」と「マルチAZ構成」について

AWSは世界各地にデータセンターを保有しており、これらのデータセンターを「リージョン」と呼ばれる単位で地理的に分けて管理しています。リージョンはさらに「アベイラビリティーゾーン」と呼ばれる単位に分割され、複数のAZを使用するシステム構成を「マルチAZ構成」と定義しています。「マルチAZ構成」は、クラウド上で構築・運用されるシステムの可用性を高めるためのベストプラクティスの一つとされています。

Amazon Web Servicesその他のアマゾン ウェブ サービス、AWS商標およびAmazon Web Services ロゴは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

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