シンプレクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金子 英樹、以下シンプレクス)と日本住宅ローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:安藤 直広、以下日本住宅ローン)は、日本住宅ローンの基幹システムのクラウド化を実施しました。
これまで日本住宅ローンの基幹システムはオンプレミス環境で運用していましたが、迅速にビジネスに対応できる高い拡張性、セキュリティの更なる向上、リソース管理や各種EOSL対応等の業務削減や安定した事業運営を目的として、クラウド化に着手し、このたびアマゾン ウェブ サービス(AWS)を活用したクラウド基盤への移行が完了しました。
シンプレクスは本ケース以外にも、銀行、保険、FXなど多岐に渡る金融機関向けシステムをAWS基盤で構築した実績を有していることと、2019年からシンプレクスが取り組んでいる日本住宅ローン基幹システムの開発・運用実績、業務支援実績から、日本住宅ローンとシンプレクスで本クラウド化を実行しました。今後、シンプレクスは日本住宅ローンのモーゲージバンク運営に関わるプロジェクトマネジメント・システム開発・運用保守を全面的に担っていきます。
日本住宅ローン株式会社について
日本住宅ローンは、日本を代表する住宅メーカーである積水ハウス株式会社、大和ハウス工業株式会社、住友林業株式会社、積水化学工業株式会社と、大手ファイナンス会社三菱HCキャピタル株式会社が共同で設立した、住宅ローンに特化した金融機関です。
受託債権等残高は2兆円を超え、住宅金融支援機構のフラット35を主力商品とするモーゲージバンクの業界団体である日本モーゲージバンカー協議会の事務局を務め、同団体で中心的な役割を担っております。
また、住宅ローンの電子署名サービスを日本で初めて導入し、現在では、住宅ローン申込時に必要な全ての申込書類の電子化を実現。サインレス・捺印レスで手続が完結するスマートフォンアプリをほぼ100%のお客様にご利用いただくなど、設立以来、常に AI・DX の活用推進に取り組んでおります。
シンプレクス株式会社について
シンプレクスは1997年の創業以来、メガバンクや大手総合証券を筆頭に、日本を代表する金融機関のテクノロジーパートナーとしてビジネスを展開してきました。現在では、金融領域で培った豊富なノウハウを活用し、金融以外の領域でもソリューションを展開しています。2019年3月にはAI企業のDeep Percept株式会社、2021年4月には総合コンサルティングファームのXspear Consulting株式会社がグループに加わり、創業時より付加価値の創造に取り組んできたシンプレクスとワンチームとなって、公的機関や金融機関、各業界をリードする企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援しています。また、金融領域でのAWS活用には多くの実績を有しており、2020年にAWSより「Competency Partner of the Year –Financial Services-」受賞、2022年、2023年にはシンプレクス社員が「2022 APN AWS Top Engineers」を受賞。
本件に関するお問い合わせ
セールスディビジョン 安藤
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コーポレート・イノベーションディビジョン 広報 瀬川
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